- ニュース

写真:Apple
モバイルヘルスへの取り組みの一環として、Appleは、Apple、Facebook、Microsoftなどのテクノロジー企業に従業員向けヘルスケアサービスを提供してきた健康クリニック会社、Crossover Healthの買収に向けて「本格的な交渉」を行っていると報じられた。
この買収により、Appleは複数のヘルスクリニックを運営することになり、Apple Storeのヘルスケア版のような運営が可能になるはずだった。しかし、数ヶ月に及ぶ交渉にもかかわらず、最終的に合意は成立しなかった。
クロスオーバーはニューヨークとサンフランシスコでクリニックを運営しており、モバイルアプリを使用して当日の予約ができるなどのテクノロジー機能に重点を置いています。
同報道では、Appleが全国規模のプライマリケアグループであるOne Medicalに接触したとも報じられている。複数の情報筋が、この2つの報道を裏付けているようだ。
Appleの具体的な計画や、交渉が決裂した理由については、これ以上の情報は得られていません。しかし、Appleのヘルスケア分野への関心は、iPhoneやApple Watch向けのモバイルアプリだけにとどまらないことを示唆しています。ある情報筋はCNBCに対し、プライマリケアへの進出に関する議論は「Appleのヘルスケアチーム内で1年以上前から行われていた」と語りました。
Appleは現在、FDAと協力して、自社のデバイスを単なる健康管理ツールではなく、医療機器としてより合法的に使用できる方法を模索しています。また、AppleはHealthKitおよびResearchKitプラットフォームの一環として、主要な研究病院と数多くの連携を築いています。
出典:CNBC