iPadの打撃を受け、エイサー幹部がボーナスを削減

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PC 企業の幹部は、iPad によって利益と市場シェアが激減したため、ボーナスをわずかに減らすという究極の犠牲を払わざるを得なくなった。

第１四半期の純利益が急落したエイサーは、取締役会と最高経営責任者（CEO）の昨年の報酬を大幅に削減すると発表した。

台湾に拠点を置く同社は、取締役会が2010年度の報酬を50%削減すると発表した。一方、エイサーの会長兼CEOであるJT Wang氏は、2010年度のボーナスと取締役報酬を全額放棄する。Wang氏のボーナス削減は、1億5000万ドルの在庫減損に対する「責任を取るため」だった。

エイサーも従業員と痛みを分かち合い、ボーナスを40%削減し、欧州・中東・アフリカで300人の雇用を削減した。5月下旬、エイサー前CEOのジャンフランコ・ランチ氏は、タブレットへの移行に経営陣が迅速に対応しなかったことを非難した。低価格PCメーカーのエイサーは、アップルに倣い、当初計画していた販売台数増加の計画を断念し、利益率の高い製品の製造に注力すると発表した。