イングランドが新たなロックダウンに入る中、アップルはイングランド国内の全38店舗を閉鎖
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イングランドが新たなロックダウンに入る中、アップルはイングランド国内の全38店舗を閉鎖

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イングランドが新たなロックダウンに入る中、アップルはイングランド国内の全38店舗を閉鎖
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アップルストア リージェントストリート ロンドン1
イングランドで一時閉店する多くの店舗の一つ。
写真:リチャード・シュラム(Cult of Mac)

英国では木曜日から2度目の全国的なロックダウンが始まり、アップルストアは再び閉店する。

ボリス・ジョンソン首相は、新型コロナウイルス感染者数の急増を受け、週末にロックダウン(都市封鎖)を発表しました。このロックダウンは最低4週間、場合によってはそれ以上続くとされており、生活必需品以外の店舗はすべて閉店となります。Appleストアも例外ではありません。

Appleは英国で合計38店舗の直営店を運営しています。これは米国の271店舗(両国の規模の違いを考えると当然のことですが)よりはるかに少ないものの、ヨーロッパのどの国よりも多くの店舗数です。英国に次いでApple Storeの数が多いヨーロッパの国はフランスで20店舗、ドイツは15店舗です。両国とも、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、新たなロックダウンに踏み切る可能性があります。

今回の閉鎖は、Appleが新型iPhone 12 Pro MaxとiPhone 12 miniを発表する直前に行われました。また、iPhone 12と12 Proの発表直後でもありました。ホリデーシーズンはAppleにとって年間で最も収益性の高い時期であるため、今回のロックダウンは、今年のこれまでのロックダウンと比べて、クパチーノにとって大きな損失となる可能性があります。

Appleは、2020年初頭、COVID-19の流行を受け、中国国内のApple Storeを閉鎖しました。その後、3月には中国全土のApple Storeを閉鎖しました。当初は数週間のみの予定でしたが、最終的には夏まで閉鎖が続きました。Appleは、様々な抗議活動を受けても店舗を閉鎖しました。場合によっては、略奪や店頭の損壊に発展するケースもありました。

コロナウイルス関連のあらゆる事態と同様に、これらの措置がいつ緩和されるかはまだ予測できません。確かに、繁華街の閉鎖に関しては、Appleよりもはるかに厳しい状況にある企業は数多くあります。しかしながら、これはAppleにとって、そしてイギリスで新しいiPhoneをチェックするために立ち寄りたいと思っていた人にとっても、悪いニュースです。