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写真:Graham Bower/Cult of Mac
2008 年 10 月 22 日: Apple の電話会議中に、スティーブ・ジョブズは、その日にユーザーが App Store から 2 億番目のアプリをダウンロードしたことを明らかにしました。
このニュースは、App Store の開設から 5 か月も経たないうちに、そして Apple のアプリダウンロード数が 1 億件を突破してからわずか 1 か月後に発表された。
iOS App Storeのオープン
App Storeの開設は、iPhoneにとってもApple全体にとっても大きな転換点となりました。AppleはApp Storeの開設5年前、iTunesを通じて有料ダウンロードの実現可能性を実証していました。2008年にApp Storeが開設された頃には、iTunesは世界最大の音楽配信会社へと着実に成長していました。
こうして、iTunesのようなiPhoneソフトウェアストアは大きな可能性を秘めていた。突如、誰もがAppleの革新的なスマートフォン向けに独自の「キラーアプリ」を売り込むことができるようになったのだ。
それでも、ジョブズは当初、App Storeの構想に賛同しませんでした。iPhoneが低品質のサードパーティ製ソフトウェアに圧倒されてしまうと考えたからです。幸いにも、彼は考えを変えました。
2008年7月10日にApp Storeがオープンした時点で、500本のサードパーティ製アプリが提供され、そのうち25%は無料でダウンロード可能でした。App StoreはAppleにとって瞬く間に成功を収め、最初の72時間で1,000万ダウンロードを記録しました。
App Store: Apple の最も重要な発明?
2億件のアプリダウンロード数は一見大きな数字に思えるかもしれませんが、現在のApp Storeの規模と比べれば取るに足らないものです。2008年10月時点では、App Storeは約4,000本のアプリを提供していました。42mattersによると、現在App Storeのカタログには180万本のアプリが登録されています。そのうち約12%がゲームです。
App Storeの開発者は、2022年だけで驚異の1兆1000億ドルを稼ぎました。また、ソフトウェアの販売方法(およびスマートフォンの使用方法)を変革し、米国および世界中の独占禁止法規制当局の注目を集めました。
App Storeの変革力、そしてAppleエコシステムへの計り知れない影響は無視できません。Appleの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアックが、App Storeを同社史上最も重要な発明と称するのも不思議ではありません。
初めてダウンロードしたアプリは何でしたか?ぜひ下のコメント欄にご意見をお寄せください。