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アナリストらによると、アップルのiPhoneは2009年、世界スマートフォン市場で第3位のシェア(14.4%)を獲得し、2490万台を出荷した。2008年には、スマートフォン販売シェアはわずか8.2%で、iPhoneの販売台数はわずか1140万台だった。
2009年の市場シェアは6.2%増加し、最も急成長を遂げた携帯電話メーカーとなり、Windows Mobileを3位から追い抜いた。(12月には、米国でiPhoneがWindows Mobileを追い抜いたとの報道があった。)
ガートナーによれば、この数字により、アップルはスマートフォン販売シェア46.9%でノキアのSymbianプラットフォームに次ぐシェアとなり、続いてリサーチ・イン・モーションが19.9%のスマートフォン販売シェアを獲得した。
ガートナー社の数字はIDC社の数字と一致しているようだ。IDC社も今月初め、iPhoneがスマートフォン販売の14.4%を占め、象徴的な端末が第3位になったと報告している。
iPhoneの売上増加の一因は、他国での爆発的な普及とも言える現象にあると言えるでしょう。Admobの12月の報告によると、日本ではiPhoneの売上が350%増加し、フランスでは300%増加しました。
このレポートでは、Googleのモバイルソフトウェアを搭載した携帯電話の増加に伴い、2009年にAndroidが成長したことも示されています。Androidの市場シェアは2009年に3倍以上増加し、市場全体の3.9%に達し、昨年の販売台数1,000万台で6位につけました。一方、ノキアはSymbianプラットフォームの市場シェアを失いました。ガートナーによると、Symbianベースの携帯電話の市場シェアは2008年の52.4%から46.9%に減少しました。
2009年のスマートフォン販売台数は全体で1,723億台に達し、2008年の1億3,930万台から増加しました。スマートフォンの台数は増加傾向にあるものの、昨年販売された携帯電話の12億台に比べるとその規模ははるかに小さいものです。スマートフォンへの移行は、2009年の携帯電話販売台数が0.9%減少したことからも見て取れます。
[AppleInsider経由]