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iPhone 4Sに対する米国の消費者を席巻した初期の失望の波が、今度は英国にも押し寄せたようだ。インターネット調査によると、英国消費者の3分の1が、Appleの新端末にもっと多くの機能が搭載されていなかったことに「失望」したという。

英国のサイトMyVoucherCodesが実施した調査では、回答者の3分の1のうち64%が、端末の機能強化を望んでいたと回答しました。一方で、英国の消費者のうち、完全な再設計、つまりiPhone 5へのアップグレードを切望しているのはわずか29%でした。しかしながら、調査参加者はSiri音声認識システムと改良されたカメラを高く評価していました。

この失望が売上にどのような影響を与えるかは不明です。米国では、iPhone 4Sは発売後わずか3日間で400万台を売り上げました。AT&Tは4Sが好調だったと発表しており、金融アナリストもウォール街の見方を一変させ、iPhone 4Sの発売が遅れたことで、Appleの2012年第1四半期の売上高は過去最高を記録すると強調しました。

iPhone 4Sから明らかなのは、誇大宣伝マシンが時に制御不能になることがあるということです。物理的な意味で言えば、iPhone 5に関するあらゆる噂は、アドレナリン全開で何か素晴らしいものを楽しみにしているのに、実際に手にしたのはただただクールなスマートフォンだった、という失望感を生むのです。