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写真: Microsoft
Microsoftはモバイル版Officeに新たなアプローチを導入します。まずはWord、Excel、PowerPointを初めて統合したアプリです。iPhone版は今すぐ無料でダウンロードしてご利用いただけます。
マイクロソフトは昨年11月、ユーザーに早期ベータ版のテストを呼びかけ、新しいOfficeアプリを初めて公開しました。このオールインワンソリューションは、外出先でOfficeアプリスイートをよりシンプルかつ効率的に利用できるように設計されています。
たった一度のダウンロードでWord、Excel、PowerPointにアクセスでき、すべてのドキュメントを同じ場所に保存できます。iPhoneでOfficeをご利用の際は、生産性を維持するためにアプリを切り替える必要がなくなります。
iPhoneでOfficeがさらにシンプルに
これらのアプリを一つにまとめることの大きなメリットは(ダウンロードを一つにまとめ、アプリ間の切り替えが不要になるというメリット以外にも)、ストレージ容量の使用量が大幅に削減されることです。新しいアプリの容量は379MB弱ですが、他のアプリはそれぞれ約250MBです。
統合されたOfficeアプリは、Microsoftの優れたLensテクノロジーを活用し、新しいカメラ機能も提供します。PDFをスキャンしたり、画像を編集可能なWordやExcel文書に変換したり、ホワイトボードをキャプチャして自動的に補正することで、デジタル形式で読みやすくしたりできます。
また、簡単なメモの作成、PDF への署名、QR コードのスキャン、デバイス間でのファイル転送など、一般的なタスクへのショートカットも見つかります。
より優れたOfficeエクスペリエンス
「多くの人が、リッチな文書の作成や編集をコンピュータやノートパソコンで行い、スマートフォンでは限られた方法で作業していることを私たちは知っています」とマイクロソフトは本日公開された新しいブログ投稿で述べた。
「私たちは、モバイル デバイスでの作業方法に関する認識を変え、よりシンプルで統合され、モバイル デバイス独自の長所を活かし、真にモバイルのニーズを最優先にしたエクスペリエンスを生み出す、より優れた全体的な生産性エクスペリエンスを Office で見つけるという課題を捉えました。」
今後もさらに多くの機能が追加される予定です。今後のアップデートでは、Word に音声入力機能、Excel に小さな画面でのデータ入力を容易にする便利なカードビュー、PowerPoint にプレゼンテーションに役立つアウトライン機能が追加される予定です。
新しいOfficeアプリはApp Storeから今すぐダウンロードできます。スマートフォン専用なので、iPadではご利用いただけません。無料でご利用いただけます。