スタートアップの破産により、Apple Storeの「配送と設置」オプションが終了の可能性
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スタートアップの破産により、Apple Storeの「配送と設置」オプションが終了の可能性

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スタートアップの破産により、Apple Storeの「配送と設置」オプションが終了の可能性
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当初、Enjoy は事業の優先順位を見直すために撤退したが、現在は破産を申請している。
Enjoyは当初、事業の優先順位を見直すために撤退したが、現在は破産申請を行っている。
写真:Apple/Enjoy

Apple Storeの「配送と設置」オプションは終了したようだ。主要パートナーであるスタートアップ企業Enjoyが木曜日に連邦破産法第11章の適用を申請した。これは証券取引委員会(SEC)への提出書類によるとのことだ。

これは、このスタートアップ企業が成長資金として2億5000万ドル以上を調達し、株式公開企業になってから1年も経たないうちに起こった。

Enjoyの連邦破産法第11章により、Apple Storeの「セットアップ付き配送」オプションは終了する模様

アップルの元小売部門責任者ロン・ジョンソン氏が設立したEnjoyは、「在宅コマース体験」と名付けたサービスを提供していた。これは、テクノロジー製品の自宅配送と設置を含んだサービスだ。

米国の一部の都市でApple製品を注文したお客様は、チェックアウト時に「配送と設置」を選択できます。すると、Apple Storeと同様に「Genius」と呼ばれるEnjoyの従業員が、お客様のご自宅まで製品を配送し、無料で設置いたします。

EnjoyはSECへの以前の提出書類で、7月1日より米国におけるApple製品の自宅配送と設置サービスを一時停止すると発表した。これは同社が「事業上の優先事項に集中」できるようにするためだった。

新たな破産申請により、Appleが別の方法を見つけない限り、サービスは永久に終了する可能性があります。

ジョンソン氏は2000年にAppleにリテール事業部担当上級副社長として入社した。同氏はApple StoreとGenius Barという両方のアイデアの先駆者となった。

彼は2011年にアップルを退社し、小売チェーンJCPenneyのCEOに就任した。しかし、2013年に同社の財政難により解雇された。1年後、彼はEnjoyを設立した。