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アメリカから南半球へのフライト中に飲み過ぎて二日酔いになったせいか、iFixitのスタッフは週末前の分解作業中に新型iPhone 5Sの内部にM7チップを見つけられなかった。そのため、チップ自体が存在しないのではないかという憶測が飛び交った。まさに陰謀だ!そして、酔っ払って冒険する仲間たちと同じように、夜が明けると失くしたものが再び現れる。M7チップは確かにそこにあった。ただ、前面に大きな「M7」のラベルが付いていないだけだ。Chipworksのブログによると、M7チップには工場出荷時のラベル「NXP LPC18A1」が貼られているという。<!–続きを読む–>
> 幸運なことに、NXP LPC18A1という形でM7を見つけることができました。LPC1800シリーズは、高性能なCortex-M3ベースのマイクロコントローラです。
M7は独立したチップですが、(AppleがiPhone 5Sの製品ページで既に明らかにしているように)メインのA7チップ上のMEMSセンサーからのデータを処理するため、iPhone 5Sの頭脳であるA7チップはスリープ状態のまま、低消費電力のM7チップがバックグラウンドで休みなく稼働します。これらのセンサー(コンパス、加速度計、ジャイロスコープ)は、新しいBosch Sensortech BMA220 3軸加速度計を除いて、以前のiPhoneとほぼ同じです。Chipworksによると、iOSデバイスにBosch製コンポーネントが搭載されるのは今回が初めてとのことです。
A7は、これまでのiPhoneの頭脳と同じくSamsung製です。Samsungは他のあらゆる分野でAppleのデザインを恥知らずにも盗用し続けています。今のところ、まともな代替品はないようです。
出典:Chipworksブログ