ティム・クック氏：「iPadの売上不振は単なる減速の兆候」

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2014年のWWDCでステージに立つティム・クック氏。写真：ロベルト・ボールドウィン/The Next Web

タブレット業界の状況は、ここ数ヶ月、明るい兆しを見せていない。ここ数ヶ月、AppleはiPadの売上が低迷していると報告し、Best BuyのCEOはタブレットの売上が「激減」していると宣言し、多くのアナリストや評論家がタブレット製造業の終焉を熱心に宣言している。しかし、RecodeのWalt Mossberg氏はタブレットを擁護するいくつかの点を指摘している。

IDCは2014年末までにタブレットの売上が横ばいになると予想しているが、ティム・クック氏はモスバーグ氏に対し、タブレットの将来はまだ明るく、現在の売上低迷は単なる「減速の兆候」だと語っている。

iPad発売後4年間の成果に、これ以上ないほど満足しています。最近の状況はスピードバンプと言えるでしょう。あらゆる分野でその傾向が見られます。

Appleは2014年第3四半期に1,320万台のiPadを販売したが、この数字は2014年第2四半期の1,630万台、2013年第3四半期の1,460万台より減少している。一方、iPadが置き換えることを目的としたマシンであるMacの販売台数は、前四半期に440万台に増加した。

スピードバンプの有無に関わらず、iPadがApple史上最大の製品の一つになったことは否定できません。実際、iPadが独立した企業だとしたら、Facebook、Telsa、Twitter、Yahoo、LinkedIn、Grouponを合わせたよりも大きな企業規模になるでしょう。

iPadラインナップをプロフェッショナルにとってより魅力的なものにするため、Appleは2015年初頭に12.9インチiPadを発売する準備を進めていると報じられています。iPad AirとiPad miniの後継機は今秋発表される見込みです。iPad Airは、視認性を高める反射防止コーティングに加え、2GBのRAM、Touch ID、改良されたカメラ、そして超高速なA8プロセッサを搭載すると噂されています。

出典: Recode