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スクリーンショット:Mathieu Stern/YouTube
ポケットの中には、銀幕に広がる映像を撮影できるカメラが入っています。しかし、水平方向に広がる広大な画角を得るには、もう一つの重要なアクセサリー、アナモフィックレンズを入れるためのスペースをポケットに確保する必要があります。
パリの写真家兼映画製作者の Mathieu Stern 氏は、説明する代わりに、ニュージーランドで iPhone 8 Plus を使用して制作した短編映画で、アナモルフィック レンズがもたらす驚きの要素を披露しています。
スターンは人気のYouTubeチャンネルを運営しており、そこではアンティークレンズを最新のソニー製デジタル一眼レフに取り付けて動画や写真を撮影しています。古いレンズは、色の変化や、クリーミーで夢のようなボケ感を演出します。
スターンは最新作で、iPhone用シネマレンズを初めて開発したブランド、Moondog Labsの最新レンズを使用しています。ショーン・ベイカー監督は、2015年のサンダンス映画祭で観客を魅了し、批評家から絶賛された映画『タンジェリン』を、Moondog LabsのレンズをiPhone 5sに装着して撮影しました。
Moondog Labs 以来、Moment や Sandmarc などのモバイル写真アクセサリ ブランドが、スマートフォン用の人気のアナモルフィック レンズを製造してきました。
アナモルフィックレンズは、私たちの視線を捉える、水平方向のシャドーボックスフレームのシーンに欠かせない存在です。ガラスレンズは、街灯、ヘッドライト、夕日などの光源に直接向けることで、独特の雰囲気を醸し出します。
スターンの 3 分間の映画「バレンタイン・トゥ・ザ・ランド・オブ・ザ・ロング・ホワイト・クラウド」を見ると、アナモルフィック レンズの仕様を理解していなくても、このレンズが欲しくなるでしょう。