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写真:Apple
Appleは現在、MacBookの複数のモデルを修理するための部品とツールを提供しています。面倒ではありますが、コストは抑えられますよね?必ずしもそうとは限りません。
最も一般的な DIY 修理の総費用は、Apple に修理を依頼する場合の 2 倍以上になります。
Appleのセルフサービス修理プログラムによるMacBookのバッテリー交換は$$$$
今週、Appleは最新のMacBook ProとMacBook Airをセルフサービスリペアプログラムに追加しました。これにより、これらのラップトップを修理したい人は誰でも、修理マニュアルとApple純正の部品とツールを入手できるようになりました。これは「修理する権利」を主張する人々にとって救いとなるでしょう。
iFixitはMacの修理に必要な工具や部品も提供しており、当然ながら修理の権利を主張しています。しかし、同社はAppleのプログラムに問題を抱えています。ごく一般的な修理でも少なくとも439ドルかかるのに対し、Appleに同じ作業を依頼すると199ドルと、はるかに安いのです。
違いは、Appleのパーツがどのようなものかという点にあります。「この記事の執筆時点では、AppleはMacBook Proの交換用バッテリーを販売していません」とiFixitは述べています。「Appleは『バッテリーとキーボード付きトップケース』を販売しています。」このパーツはキーボード、スピーカーなどが含まれているため、527ドルかかります。中古品を返品したとしても、88ドルしか値下がりしません。
さらに、トップケースの交換は、単にバッテリーを交換するよりもはるかに複雑な作業です。iFixit は、この変更を行うためのマニュアルには 26 ステップが含まれる一方、Apple のマニュアルは 162ページに及ぶと指摘しています。
iFixitによると、「[Appleの]ガイドでは、文字通りトップケースからすべてのコンポーネントを取り外すように指示されています」とのことです。「ラップトップはトップケースの上に構築されているため、そこにアクセスするには、全体を分解する必要があります。」
もう一つの選択肢は、Appleの修理拠点に行き、クパチーノのスタッフに修理を依頼することです。前述の通り、推定価格は199ドルで、「自分で修理する」場合の半額以下です。
「Appleは本当に修理しやすさを向上させたいのだろうか?」とiFixitは疑問を投げかけている。iFixitは、Appleが将来MacBookのバッテリーを単体パーツとして提供すると約束していることには言及している。しかし、今のところはそうではないようだ。