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アメリカではレイバーデーの週末が始まる前日で、今朝は少しニュースが停滞しています。メリーランド州警察も同様に停滞しているようです。警察はメリーランド州の店舗2軒を「摘発」し、本物として販売されていた数百個の「偽造」Apple製品を回収したと主張しています。
それはちょっと大げさですね。
ボルチモアのWBALTVの報道によると、警察はアランデル・ミルズ・モールのサイバーイオン・ストアとSTテック・プロのキオスクを捜索し、推定8万9000ドル相当の偽造iProductsを回収した。
一体どんな偽iProductなんでしょうか? リストはこちらです。何かお気づきですか?
回収された品物には、iPhone本体とそれに付属するカラーの前面パネルと背面パネル、携帯電話用変換キット、iPhoneおよびiPad用カバー、Appleの製品IDステッカー、iPad用交換用スクリーン、そして様々なiPhone内部部品が含まれていました。また、梱包材、それらの設計・印刷に使用された機器、そして携帯電話のクローン作成に使用されたとみられるコンピューター機器も発見されました。
つまり、彼らが「偽造」iProductsを販売していたのは事実ですが、彼らが経営していたビジネスは、無認可のiPhoneおよびiPadの修理・改造ビジネスだったのです。画面が壊れた顧客は彼らのところに来て、安価で交換してもらったり、例えばiPhone 4Sに市販のカラーバックを取り付けたい顧客は、そこで取り付けてもらったりしていました。このようなビジネスは世の中に無数にあり、彼らのところを訪れる人は誰も「本物の」Apple製品を買っているとは思っていません。まさにそこが重要なのです。これらのビジネスは、Appleが提供していないオプション、製品、サービスを提供しているのです。
まあ、厳密に言えば警察の言うことは正しい。彼らはApple製ではない製品にAppleのロゴを貼っている。つまり偽造だ。でも、ちょっと大げさすぎるように思いませんか?
出典: WBALTV
出典: アプリアドバイス