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画像:Aristomenis Tsirbas/Freelancer
スティーブ・ザデスキー氏はクパチーノを去るかもしれないが、プロジェクト・タイタン(いわゆるアップル・カー・プロジェクト)は明らかにドイツの自動車業界が恐れを抱き始めるほどの速さで進んでいるようだ。
メルセデス・ベンツの親会社であるドイツのダイムラー社のCEOに尋ねてみると、シリコンバレーを訪問した後、心配になり始めたと語っている。アップルなどの企業は、自分が考えていた以上に自動車計画が進んでいるのだ。
ダイムラーのディーター・ツェッチェ最高経営責任者(CEO)は、ドイツの週刊誌「ヴェルト・アム・ゾンターク」との最近のインタビューで、グーグルやアップルなどが自社の自動車ブランドと競合する計画について懸念を示唆した。
「これらの企業は、私たちが以前考えていた以上に多くのことを実現し、多くの知識を持っているという印象を受けました。同時に、彼らは私たちの成果を私たちが考えていた以上に尊重してくれています」とツェッチェ氏は同紙に語った。
ヴェルト・アム・ゾンターク紙によると、ツェッチェ氏とダイムラーの他の幹部はシリコンバレーで約70社と面会した。ツェッチェ氏はどの企業と面会したかは明らかにしなかったが、アップルやグーグルといった企業がこの視察に含まれていなかったとは信じ難い。
「具体的な話し合いがありました。内容については何も言いません。シリコンバレーに革新的な精神があるというだけのことではありません。それは既に分かっています。何がその原動力となり、そこから何が生み出されるのかを知りたかったのです」とツェッチェ氏は述べ、スタートアップ企業も視察したと付け加えた。
行間を読むと、ツェッチェ氏は自動車業界に破壊的変化をもたらす可能性に関して、Appleのような企業を真剣に検討し始めているように思えます。あなたはどう思いますか?
出典:ロイター