アナリスト:アップル、2010年に米国で1580万台のiPhoneを販売

アナリスト:アップル、2010年に米国で1580万台のiPhoneを販売

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アナリスト:アップル、2010年に米国で1580万台のiPhoneを販売
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クレジット: flex/Flickr
クレジット: flex/Flickr

CESに注目が集まり、Appleのタブレット端末への注目が高まる中、アナリストたちは2010年はiPhoneにとっても大躍進の年になると予測しています。AppleのiPhone販売台数は3,600万台と、2009年比40%増を見込んでいます。パイパー・ジャフレーは、控えめな予測とされるものの、今年のiPhone販売台数はAT&Tだけで1,580万台に達すると発表しました。

金融分析会社によれば、アップルは2009暦年中に1130万台のiPhoneを販売した。

現在、米国で唯一のiPhoneキャリアであるAT&Tは、「8,250万人の加入者に対し、1,580万台を販売するだろう」と、シニアリサーチアナリストのジーン・マンスター氏は予測している。この投資家向けレポートは、12月期決算でも同様に好調な見通しを示したことを受けてのものだ。カリフォルニア州クパティーノに本社を置く同社は、12月26日までの3ヶ月間で950万台のiPhoneを販売すると、カウフマン・ブラザーズのアナリスト、ショウ・ウー氏は述べている。

ウー氏は、景気低迷にもかかわらずアップルの売上高が市場予想を上回ったことを理由に挙げているが、マンスター氏は投資家に対し、2010年の利益は年央に発売予定の新機種と海外市場での躍進の組み合わせによるものだと述べた。同アナリストは、2010年はiPhoneが中国で初めて通年販売される年となり、英国、フランス、カナダでも複数の通信事業者から販売されると述べた。パイパー・ジャフレーによると、アップルは中国で160万台のiPhoneを販売すると予想されている。

「この結果は、当社の国際的なiPhone販売予測が、当社のモデルにおける保守的な側面を示している可能性があることを示しています」とアナリストは記している。iPhoneは現在77カ国で販売されている。

アナリストは、アップルはグーグルのアンドロイドOSを搭載した端末からの競争の激化を感じているものの、同社は米国に「確立した基盤」を持っているため、他国への進出が可能だと指摘した。

2011年には何が待ち受けているのだろうか?マンスター氏は、iPhoneの販売台数は引き続き増加し、来年には4,850万台に達すると予測している。

[AppleInsider経由]