iOSのウェブトラフィックが初めてMac OS Xを上回る [レポート]

iOSのウェブトラフィックが初めてMac OS Xを上回る [レポート]

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iOSのウェブトラフィックが初めてMac OS Xを上回る [レポート]
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新たなレポートによると、iOSのウェブトラフィックが史上初めてMac OS Xを上回ったとのことです。iOSの市場シェアは過去6ヶ月で約50%増加し、Appleのモバイル製品がウェブトラフィックの増加を牽引する一方で、Macのトラフィックシェアは減少しています。

分析・広告会社Chitikaは、10万件の人気ウェブサイトのウェブトラフィックを調査し、iOSのアクティビティが急上昇傾向にあるという結論に達しました。今月、iOSデバイスからのウェブトラフィックは8.15%に達し、Macは7.96%に減少しました。大きな差ではありませんが、iOSは指数関数的な成長を遂げているのに対し、Mac OS Xはそうではありません。

データによると、iOSとOS Xのウェブ市場シェアは8月以降、着実に収束しつつあります。iOSは着実に成長を続け、全体で約50%の成長を遂げている一方、OS Xの市場シェアは9月のピークから25%減少しています。2月は、両OSのシェアが初めて逆転した時期です。iOSはウェブトラフィック全体の8.15%を占め、Mac OSを上回りましたが、Mac OSはわずか7.96%です。

Appleは世界トップのスマートフォンベンダーとしての地位を確立しました。2011年はiOSデバイスの売上が記録的な年となり、Appleは前四半期だけでiPhoneを3,704万台、iPadを1,543万台販売しました。iPhoneとiPadはどちらも2010年以降、前年比で100%以上の成長を記録しています。Macの売上も増加していますが、Appleほど高い伸びではありません。Appleは前四半期のMacの売上が前年比25%増加したと報告しました。

ウェブは、特定のプラットフォームの優位性を測る良い方法となり得ます。Googleは以前、ウェブ検索クエリの大部分がiOSデバイスによるものだと指摘しています。Chitikaの調査結果は完全に決定的なものではありませんが、Appleの今後の戦略を反映していると言えるでしょう。私たちは「ポストPC」の時代に生きており、モバイルこそが未来なのです。

(画像はMinimallyMinimalより)