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写真:Samsung
サムスンの新型Galaxy S9には、血圧も測定できる心拍数モニターが搭載されています。Appleが次期iPhoneにこれらの機能を搭載するのは、まさに今が絶好の機会です。
以前のサムスンのスマートフォンは心拍数しか測定できず、センサーを追加するほどの有用性はありませんでした。しかし、新型では血圧も測定できるようになり、状況は変わりました。高血圧は脳卒中、心臓発作、その他の深刻な健康問題の主要な危険因子です。
Appleは、新しい機能がリリースされたからといって、ただ単にデバイスに追加するわけではありません。自転車にバスタブを組み込むことは、できるからといってしません。おそらくそれが、最新のiPhoneに心拍数モニターを搭載しなかった理由でしょう。この種のセンサーは、スマートフォンではあまり役に立ちません。
Appleのヘルスケアへの取り組み
しかし、AppleはApple Watchを健康志向のデバイスとして位置付けています。同社のHealthKitフレームワークは、ますます幅広いフィットネス・健康関連アクセサリに強力な機能をもたらします。HealthKitと、Appleの医療研究プラットフォームであるResearchKitは、どちらも同社のヘルスケアへの関心の高まりを示しています。
この件に関しては、サムスンが新型Galaxy S9でAppleを圧倒しました。iPhone Xの最大のライバルであるGalaxy S9に搭載されている光学センサーは、心拍数を計測するだけにとどまりません。指先をスキャンするだけで血圧も測定でき、腕にカフを巻く必要はありません。
確かに、この機能はサムスンとカリフォルニア大学サンフランシスコ校の共同プログラムの一環として現在テスト中です。しかし、初期の報告によると、S9は従来の腕帯式血圧計で記録される血圧値とはわずかに異なるようです。
iPhoneには血圧モニターが必要
iPhone 8やiPhone Xにワイヤレス充電機能を搭載するなど、ライバルの携帯電話が何年も前から搭載している機能をAppleが追加するたびに、Appleは批判される。しかし、CEOのティム・クック氏は気にしていないようだ。
すべてのiPhoneに、自宅で手軽に血圧計が内蔵されれば、命を救うことになるかもしれない。文字通り。Appleは、この機能を自社のiPhoneにも搭載すべきだ。