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写真: @imbushuo
MacBook Pro の高価な Touch Bar は、Windows 10 を実行しているときはもう役に立たなくなります。
サードパーティの開発者が、この小さなセカンドスクリーンをMicrosoftのOSで動作させることに成功しました。これにより、スタートメニューにアクセスしたり、起動中のアプリを素早く切り替えたりできるようになります。
Appleの便利なBoot Campソフトウェアは、Windowsへのアクセスを必要とするユーザーのために、AppleマシンでWindowsを快適に利用できるようにしています。しかし、MacBook ProのTouch BarやTouch IDなど、一部の機能はサポートされていません。
ある開発者が、少なくとも Touch Bar に関してはこの問題を修正しました。
Windowsにタッチバーのサポートを導入
この巧妙なハックにより、Windows 10 でついに Touch Bar を使用できるようになります。タスクバーが表示され、スタート メニュー、検索、Cortana のほか、ピン留めしたアプリや実行中のアプリにすばやくアクセスできます。
このトリックは、Windows が Touch Bar を認識する方法を変更することによって機能します。
「Touch Bar は複数の構成を持つ USB デバイスです。デフォルトの構成では、基本的なファンクション キーとして USBHID キーボードが提供され、2 番目の構成では、カスタマイズされた USB ディスプレイ デバイスと USBHID デジタイザーが提供されます」と開発者の @imbushuo は説明しています。
特別なドライバーとレジストリ エントリを使用して、その 2 番目の構成に切り替え、別のドライバーを使用して Touch Bar を 2 番目の画面に変えることができます。
完璧ではない
ただし、いくつか制限があります。Touch IDは機能せず、現状ではこのハックでは、Windows 10を実行しているときにTouch Barがメインディスプレイの下部を単にミラーリングするだけです。
つまり、メイン画面でWindowsタスクバーを非表示にして、スタートメニューとアプリへのアクセスにTouch Barのみを使用するという設定はまだできません。そのためには特別な仮想ディスプレイドライバが必要になりますが、@imbushuoは今のところその作成には興味がありません。
さらに、このハックはすべてのバージョンのMacBook Proでテストされているわけではありません。一部の機種では問題なく動作するかもしれませんが、他の機種ではバッテリーの消耗や接続の問題を引き起こすことが知られています。
ぜひお試しください
自分のマシンでどのように動作するか知りたい場合は、GitHubから必要なファイルをダウンロードできます。ただし、インストール手順は現時点ではかなり複雑なので、上級ユーザー向けです。
出典: iPhoneHacks