
iPadはこれまでで最も早く売れた電子機器であると報告されており、政府のリーダーたちも遅れをとっていない。
英国のデービッド・キャメロン首相は、Apple iPadを所有する最新の世界指導者です。キャメロン首相はダウニング街10番地での就任式に際し、新築祝いとして2台のiPadを贈られました。
ビジネス界の大物マイク・フェイス氏とニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグ氏の両者は、タブレットコンピューターを送るという素晴らしいアイデアを思いついた。
キャメロン首相はアップルの「魔法のデバイス」を欲しがり、自腹で429ポンド(約650ドル)を支払い、164ポンド(約262ドル)分の書籍を詰め込んだほどだ。ブルームバーグから海を越えて送られてきたiPadは、未だに箱に入ったまま未開封のままだ。
バラク・オバマ大統領は、女王にiPodを贈った後、同じものを贈ったという印象を与えたくなかったのかもしれないが、代わりに絵画を送った。
iPadをいち早く導入した世界の指導者には、ノルウェーの首相イェンス・ストルテンベルグ氏も含まれている。同氏はニューヨークの空港で足止めされている間、iPadを使って国政を運営していたと伝えられている。
ストルテンベルグ首相がアイスランドの火山噴火のため地上にとどまっている間、スタッフは首相がネクタイをせずに、ごく普通の空港ラウンジにいるにもかかわらず、依然として国務で多忙であることを国民に知らせるのが最善だと考え、「首相は空港で仕事をしている」と題した写真を国営のFlickrアカウントに更新した。
長年のMacファンであるロシアのドミトリ・メドベージェフ大統領は、芸術評議会と科学技術評議会の会議にiPadを持参したが、それは側近から借りたものだったと言われている。
未成年者に対する「ブンガブンガ」という放蕩行為で最近話題になっているイタリアの首相シルヴィオ・ベルルスコーニも、iPad を使っていると言われている。
ホワイトハウスにはiPadが溢れており、中にはパックマンをプレイしているものもあったが、オバマ大統領がiPadを使っている姿はまだ目撃されていない。しかし、先日アップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏と会談したことで、この状況は変わるかもしれない。
出典: BBC、Real Clear Politics、TUAW、Macitynet