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写真:Verizon

ベライゾンは、来年米国で初となる超高速5Gネットワークの試験運用を開始する計画を発表しました。この新サービスは、既存の4G LTEネットワークの50倍のスループットを誇り、ベライゾンはサムスンを含む複数のパートナーと協力し、開発を加速させています。
「ほぼ全ての見解によれば、5G技術は2020年以降に米国で導入されるはずですが、ベライゾンは予想されるイノベーションのスピードを加速させています」と、ベライゾンは本日発表しました。「主要パートナーと緊密に連携することで、ベライゾンは来年中にフィールド技術試験を開始することを目指しています。」
ベライゾンの当初の計画は、マサチューセッツ州ウォルサムとサンフランシスコのイノベーションセンターに5G「サンドボックス」を設置し、一般公開前に5Gネットワークの試験運用を行うことです。同社は開発初期段階で4G LTEでも同様の試験運用を実施しています。
ベライゾンのパートナーには、サムスンに加え、アルカテル・ルーセント、シスコ、エリクソン、ノキア、クアルコムなどが含まれます。また、同社は「様々な新興技術に注力する東海岸と西海岸の有力ベンチャーキャピタルグループ」とも提携しています。
5G は 4G よりも大幅に高速であるだけでなく、遅延をわずか数ミリ秒にまで短縮し、より多くのインターネット接続デバイスを同時に処理できるため、複数のモバイル デバイスやモノのインターネットへの依存に対応できます。