
裁判所の文書によると、アップルは来月のアップル対サムスンの裁判で、Androidプラットフォームのオリジナル開発者の一人であるアンディ・ルービン氏を召喚する可能性があるという。
ルービン氏は2013年3月にAndroidチームを離れ、Googleのロボット工学プロジェクトに携わった。今後の裁判で証人として召喚された場合、Appleが自社の特許を侵害していると主張するAndroid機能の開発について反対尋問を受けることになる。また、「当該開発に関するGoogleの文書」について説明を求められる可能性もある。
アップルがルービン氏を召喚すれば、アップルとサムスンの間のさまざまな法廷闘争で彼が証言するのはこれが初めてとなる。
アップルの幹部らが名指しした他のグーグル社員には、グーグルのAndroidマーケティング責任者ケンゾー・フォン・ヒン氏、エンジニアリング担当副社長ヒロシ・ロックハイマー氏、ユーザーエクスペリエンス研究者アン・シェイ氏、ソフトウェア開発者フレッド・キンタナ氏、そして、アップルによると、Androidの「ユーザーリサーチのあらゆる側面」に取り組んだ元グーグル社員ヘレナ・ローバー氏などがいる。
サムスンはすでに、アップルのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントのフィル・シラー氏、調達担当バイスプレジデントのトニー・ブレビンス氏、ヒューマンインターフェース担当バイスプレジデントのグレッグ・クリスティ氏、そしてアップルの主任知的財産弁護士のブルース・ワトラウス氏を招聘する予定だ。また、iPhoneおよびiOS製品マーケティング担当バイスプレジデントのグレッグ・ジョズウィアック氏、そして2012年末にアップルを退社した元iOSソフトウェア担当シニアバイスプレジデントのスコット・フォーストール氏も招聘する可能性がある。
出典: TUAW