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チャート:JustWatch
Apple TV+は、ストリーミング動画サービス市場において、米国市場シェアわずか4%と小規模な存在です。それでも、トップ企業からは大きく遅れをとっているとはいえ、一部のライバル企業を凌駕しています。
このサービスは2021年を通して成長していると伝えられているが、すべての競合他社がそう主張できるわけではない。
Apple TV+はNetflix、Prime Video、Disney+などに遅れをとっている
JustWatchのデータによると、2021年第3四半期、Apple TV+は米国のストリーミングビデオ市場の4%を占めました。これはかなり低い数字ですが、市場シェアは1%増加しています。「Apple TV+は2月から着実に成長しています」とJustWatchのケイト・イェーゼル氏は述べています。
Netflixは9月四半期の市場シェア27%でトップに立っていますが、シェアは1%減少しました。Amazonプライムビデオは21%、Disney+は14%、Huluは13%、HBO Maxは米国のストリーミングビデオ市場で10%のシェアを占めています。HBO Maxの市場シェアは1%増加しました。
このデータは、60カ国で月間2,000万人以上のユーザーを抱える国際的なストリーミングガイド、JustWatchのデータです。Appleは、自社のストリーミングサービスの加入者数や、個々の映画や番組の視聴者数を公表していません。これは市場の大半でも同様です。そのため、競合他社の実力を把握するのはアナリストの役割です。
関連ニュースとして、Varietyによると、ニールセン・ストリーミング・コンテンツ・レーティングによると、Apple TV+ の『テッド・ラッソ』シーズン 2 最終回は、初回放送週にすべてのサブスクリプション ビデオ サービスで最も視聴された番組のトップ 10 にランクインしたそうです。
アップルはゲームのレベルアップを目指している
Apple TV+は2019年11月1日に開始されました。それから2年間で、12本の映画と50本近くのテレビシリーズ、さらにドキュメンタリーのコレクションを初公開しました。
Appleは、他のストリーミングサービスとは異なる戦略を採用しています。ほぼすべてのコンテンツがオリジナルコンテンツであり、ごく一部の例外を除き、他で既に配信されている番組や映画を購入することはありません。
同社は新たなコンテンツの制作に多額の投資を行っています。ほんの一例を挙げると、最近は『ファウンデーション』と『スワッガー』のシリーズをリリースし、トム・ハンクス主演の『フィンチ』もプレミア上映しました。