
サムスンの携帯電話は登場以来ずっとブロートウェアに悩まされてきたが、中国の消費者保護団体はただ苦情を言うだけではなく、文字通り数十もの削除不可能なプリインストールアプリを携帯電話に搭載しているとしてサムスンと別の中国ベンダーであるオッポを訴えている。
消費者保護団体は、スマートフォン業界がデバイスにブロートウェアを組み込むことを違法にしたいと考えている。ブロートウェアは携帯電話の内部メモリを圧迫し、顧客に選択の余地を与えないからだ。
多くのメーカーが携帯電話にブロートウェアを組み込んでいるが、サムスンはこれを極端に進めており、中国のGalaxy Note 3だけで44個のアプリがプリインストールされている。
「この訴訟によって、消費者に告知せずにアプリをプリインストールするという、理不尽ながらも蔓延している慣行を、業界の他の企業にもやめさせることができればと願っています」と、問題の消費者権利団体の委員会事務局長、タオ・アイリアン氏は述べています。「これは業界全体の健全な発展にとって非常に必要なことです。」
同様の訴訟は以前にもiPhone 5に対して起こされたが、裁判所はAppleに有利な判決を下した。
出典: Android Authority