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写真:Apple
Apple の拡大する Swift 学習カリキュラムのおかげで、わずか 5 歳の子供たちもコーディングの原理を学んでいます。
EU Code Weekの一環として、Appleは、Swiftプログラミング言語がヨーロッパ全域の子どもたちの教育成果の向上にどのように貢献しているかを紹介しています。しかも、その貢献は予想外の地域だけにとどまりません。
Appleはプレスリリースで、「iPad、Mac、そしてAppleのEveryone Can CodeとSwiftによるアプリケーション開発カリキュラムのパワーと汎用性を活用し、新世代の学生にプログラミングを教えているヨーロッパの教育機関が増えている」と述べている。
一例として、Appleは教師のアリス・ナット氏とクレア・スコット氏がSwift Playgroundsで学んだ教訓をどのように活用しているかを説明しています。彼女たちはこれらの知見を「プログラミングの原則をすべての教科に取り入れるために」活用しています。ブラックプールのレイトン小学校の生徒たちは、イングランドで最も恵まれない地域の一つに住んでいます。報告書によると、このコース開始以来、生徒たちに「驚くべき変化」が見られたとのことです。
「以前の子どもたちはただ座って、何かが起こるのを待っていました」とクレア・スコットは言います。「でも、コーディングの精神を持つ子どもたちは、何かをすれば何かが起こることを知っています。何かを入力すれば、必ず何かが出てきます。つまり、問題解決能力という点では、子どもたちはより機転が利くのです。」
「私たちは、すでにカリキュラムのあらゆるところでコーディングのスキルを使っていることに気づきました」とアリス・ナットは言います。「書いたものを後から見直し、編集して改善するんです。デバッグするんです。物語を順序立てて並べたり、出来事や日常生活の行動を順序立てて並べたり。つまり、コーディングは本当に身近なところに存在しているということを、学校のみんなに気づかせているんです。」
子どものためのSwift: 世界中の人々にプログラミングを教えたい
Swiftは2014年にリリースされ、急速に人気のコーディング言語となりました。AppleはSwift(そしてコーディングスキル全般)の普及促進のため、「Everyone Can Code」イニシアチブを立ち上げました。これは、Swiftを学ぶ人々のためのカリキュラムを提供しています。
このプログラムは世界中の多くの学校に拡大しています。Appleによると、現在5,000以上の教育機関がEveryone Can Codeカリキュラムを活用しています。
この夏、Apple は、プログラミングを授業にどう取り入れることができるかを教師に示す一連の Teacher Coding Academy コースを開催しました。
出典:アップル