- ニュース

写真:MacRumors
MacRumorsが木曜日に公開したレポートによると、Apple は HTC Vive とデザインが似ている汎用コントローラーを使用して、噂の AR/VR ヘッドセットを社内でテストしているという。
報道によると、「コントローラーの基本設計から判断すると」、おそらく社内テストのみの用途になるだろうとのことだ。完成版は、Appleらしいデザインがさらに強化される可能性が高い。しかし、Appleのエンジニアが技術を習得するには十分な時間であり、噂されているAR/VRヘッドセットを2021年か2022年に発売できる可能性もある。
MacRumorsによると、AppleはARを使った「横断歩道ボウリングゲーム」をテストしているという。カリフォルニア州サニーベールにあるAppleオフィス近くの交差点で、歩行者用信号が変わるのを待つ間、仮想のボウリングボールを転がして道路の反対側にあるピンを倒すことができるというものだ。Apple Parkから約5マイル(約8キロメートル)離れたこのオフィスは、AppleがAR/VRヘッドセットを開発している場所と噂されている。
これはHTC Vive Focusコントローラーのカスタマイズ? 変だなぁ。HTCがAppleのAR技術を支援してるのかな? でも、なぜ? https://t.co/IvuyQwNGwD pic.twitter.com/IdeU7ezumQ
— スティーブ・トラウトン=スミス(@stroughtonsmith)2020年3月26日
アップルの拡張現実への野望
近年、AppleはAR(拡張現実)にますます力を入れています。CEOのティム・クック氏は、あらゆる機会にARを強くアピールしてきました。しかし、AppleのARKitは数年前から存在していますが、その可能性を最大限に活かすには、スタンドアロンのAR/VRヘッドセットの開発は避けられないでしょう。iPhoneを顔にかざした状態でARを操作できる範囲には限界があるからです。
昨年、AppleがSteamを展開するValveと提携し、同社初のARヘッドセットを開発しているという報道が出回った。また、AppleはiOS 14に「Gobi」というコードネームのアプリケーションを搭載するとの噂もある。これは、今年のiPhoneの刷新で予定されている新しい背面3Dカメラを活用する可能性がある。
Apple ARディスプレイの可能性にワクワクしていますか?ぜひ下のコメント欄であなたの考えをお聞かせください。
出典:MacRumors