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写真:アップル
アップルのティム・クック氏は同性愛者の権利に関する自身の立場を公に表明してきた。
彼は現在、インディアナ州の非常に物議を醸している「宗教の自由」法案を非難している。この法案はマイク・ペンス知事が昨日署名し、法律として成立した。
「Appleは誰に対してもオープンです」と、昨年従業員と共にサンフランシスコのプライドパレードに参加したクック氏は本日ツイートした。「インディアナ州の新法には深く失望しており、アーカンソー州知事に対し、同様の法案 #HB1228 を拒否するよう求めます。」
インディアナ州の「宗教の自由」法は、宗教的信念に基づき、企業の性的指向に同意できない場合、サービス提供を拒否できる可能性を示唆している。ペンス知事は、この法案は反差別的なものであり、「もし差別を合法化すると考えるなら、拒否権を発動していただろう」と述べている。
「アメリカ合衆国憲法とインディアナ州憲法はともに宗教の自由を強く認めているが、今日、多くの信仰者は政府の行動によって宗教の自由が侵害されていると感じている」と共和党の知事は声明で述べた。
クック氏がアーカンソー州知事エイサ・ハッチンソン氏に拒否権発動を求めた法案は、同様のLGBT差別を容認することになる。
「世界中で、私たちはすべての顧客を平等に扱うよう努めています。顧客の出身地、信仰の仕方、愛する人々に関係なく」とクック氏はツイッターで述べ、アップルが創業以来ずっと公に表明してきた企業理念を反映した。
クック氏は故郷アラバマ州で同性愛差別や人種差別について声を上げており、アップルは2013年にカリフォルニア州の同性婚禁止法を無効とした最高裁判所の判決を公に支持した。同社は先月、アリゾナ州知事に働きかけ、企業が同性愛者へのサービス提供を拒否することを可能にする法案に拒否権を発動するよう要請した。この法案は成立前に拒否された。
Appleは誰に対してもオープンです。インディアナ州の新法には深く失望しており、アーカンソー州知事に対し、同様の法案 #HB1228 を拒否するよう求めます。
— ティム・クック (@tim_cook) 2015年3月27日
私たちは、世界中で、お客様がどこから来られたか、どのような宗教を信仰しているか、誰を愛しているかに関係なく、すべてのお客様を平等に扱うよう努めています。
— ティム・クック (@tim_cook) 2015年3月27日