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写真:Joi/Wikimedia Commons
報道によると、Appleは世界で最も人気のある監督の一人に、Apple TV+専用番組の制作を5億ドルでオファーしたが、J・J・エイブラムスはこの契約を断ったという。
その代わりに、彼のバッド・ロボット制作会社は、その半額ほどでワーナーメディアと契約した。
Appleに縛られたくない
ハリウッド・レポーター紙によると、エイブラムス氏がこの決断を下したのは、アップル以外の企業で働く選択肢を希望したためだという。もしiPhoneメーカーがバッド・ロボットに5億ドルを投資していたら、Apple TV+向けのコンテンツしか制作できなかっただろう。
エイブラムスは今冬公開の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の監督を務め、『スター・トレック』シリーズのリブートも手掛けた。アップルが彼に署名を求めていた契約では、こうしたプロジェクトは許可されていなかったようだ。
また、監督兼プロデューサーは、Appleが現在映画を劇場で上映する手段がないことを懸念していたとされている。さらに、同社にはエイブラムスがリブートできるような名作映画がない。
エイブラムスはApple TV+で引き続き活動している
AppleがBad Robotの重要な部分を所有していないからといって、両者が協力していないわけではありません。J・J・エイブラムスの制作会社から、Apple TV+で配信される番組は3本以上あります。
その一つが、ジェニファー・ガーナーとエイブラムスの再共演です。二人は『エイリアス』以来、共演していません。近日公開予定の新作ドラマ「My Glory Was I Had Such Friends(邦題:私の栄光は友達だった)」。
そして、バッド・ロボットは、スティーブン・キングのお気に入りのホラー小説を映画化した『リジーの物語』を製作します。
そして、シンガーソングライターのサラ・バレリスと共同制作したコメディドラマ『リトル・ヴォイス』。ニューヨークの多様な音楽性へのラブレターと評されています。