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写真: Josh Baré/DeviantArt CC
アップルの秘密の電気自動車プロジェクトは自動車業界の大手企業の一部から強い懐疑の目を向けられているが、日産のCEOによれば、アップルの市場参入は良いことだと考えているという。
日産・ルノーアライアンスのカルロス・ゴーンCEOは月曜日のモバイル・ワールド・コングレスでのプレゼンテーションで、外部の企業が電気自動車事業に参入するという考えを歓迎すると述べた。
「もしAppleが電気自動車を開発するなら、もちろん私たちにとって良いニュースです」とゴーン氏は述べたとCNETは報じている。「自動車業界以外の企業が電気自動車を開発しようとしているという事実は、新鮮です。」
ゴーン氏は、アップルの自動車プロジェクトに興味を持っていると付け加えた。アップルとの競争を心配するよりも、電気自動車に対する消費者の認知度を高めることの方が重要だとゴーン氏は述べた。アップルはそれをすぐに実現できるはずだ。日産はゼロエミッション電気自動車というアイデアをいち早く採用した自動車メーカーの一つだが、テスラが急速に電気自動車メーカーとして圧倒的な地位を築くのを見てきた。
ゴーンCEOによると、テスラとBMWは日産にとって競合相手とは見なされておらず、電気自動車の普及を促進する上で両社は協力関係にあると強調した。自動運転車については、ゴーンCEOは技術に楽観的だが、完全自律走行車が実用化されるのは10年後になるだろうと述べた。
出典:CNET