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アップルが廉価版iPhoneを発表するという憶測が火曜日に再燃した。RBCのアナリスト、マーク・アブラムスキー氏は、アップルが今夏中に99ドルのiPhoneを発表すると予想している。
アブラムスキー氏は「小切手」を引用し、顧客に対し、この端末は3GとGPSを搭載せず、15ドルのデータプランが含まれる可能性が高いと述べた。ある報道によると、低価格帯のiPhoneが登場すれば、アップルのスマートフォン市場におけるシェアは20%近くにまで上昇する可能性があるという。
99ドルのiPhoneは、Appleにとって端末販売の足かせとなる可能性がある一方で、iPhoneとiPodの売上を食いつぶす可能性もある。エイブラムスキー氏によると、この落ち込みにより、AppleはiPhoneの販売台数を3倍に増やさざるを得なくなるかもしれないという。
アナリストによると、高利益率の製品で長く知られているiPhoneだが、価格が下がれば来年にはタッチスクリーン端末の利益率が50%以上から37%程度にまで下がる可能性があるという。
6月か7月の発売予想は、今月初めの報道と一致しているようだ。アラブ首長国連邦の通信事業者エティサラートは、地元のビジネス誌に対し、アップルの新型携帯電話は「6月に発売予定」だと語った。