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市場調査会社は水曜日、コンピューターチップメーカー各社は第4四半期にマイクロプロセッサーの世界的な需要が17%減少したと報告し、この落ち込みは2009年も続くと予想していると発表した。
「昨年9月に減少の兆しが見えた後、10月と11月には市場は急落した」とIDCのリサーチディレクター、シェーン・ラウ氏はMacworldに語った。
ラウ氏は、マイクロプロセッサの出荷台数は今四半期に17%減少し、2007年の同四半期と比べると11%以上減少したと述べた。
しかし、インテルをはじめとする半導体メーカーは、この不況が今後も続くとは考えにくい。IDCによると、2009年のマイクロチップ需要は15%減少すると予想されている。
PC需要の低迷により半導体売上は減少したものの、巨大半導体企業インテルは第3四半期に市場シェアを拡大した。市場調査会社インテルの発表によると、同社の市場シェアは81.3%で、2008年第3四半期の80.8%から増加した。
経済状況によりレイオフや生産削減が行われているにもかかわらず、カリフォルニア州サンノゼクララに本社を置く同社は火曜日、32ナノメートルチップに特化した新たな生産施設に70億ドルを投資すると発表したとサンノゼ・マーキュリー・ニュースが報じた。
一方、インテルのライバルであるAMDの市場シェアは17.7%に低下し、前四半期の18.5%、前年の23.1%から減少した。