Magic LaunchでMacのファイルの開き方をカスタマイズ

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Magic LaunchでMacのファイルの開き方をカスタマイズ
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Magic Launch は、Snow Leopard で導入されたクリエーター コードの問題を解決しようとする OS X アプリケーションです (元の記事はこちらをご覧ください)。

この問題はすべての人に影響を与えるわけではなく、さまざまなアプリケーションで特定のファイルを操作するユーザーのみに影響を与えます。

背景について

Snow Leopard より前のバージョンでは、ファイルはそれを作成したアプリケーション内で再度開かれていました。テキストエディタで Web ページを作成し、HTML として保存した場合、次回そのファイルを開くと、同じテキストエディタで開かれていました。

これは「クリエーターコード」を使って行われていました。これは、一部のアプリケーションが作成したファイルに追加する小さな情報スニペットです。Snow Leopardでは、クリエーターコードは機能しなくなりました。

Snow Leopard 以降、HTML として保存すると、同じファイルを再度開くためのデフォルトのアプリはブラウザ (ほとんどの場合、Safari) になりました。

ほとんどの人はこのような変更を気にしないかもしれませんが、一日中テキストエディタで Web ページを作成している場合は面倒になる可能性があります。

これはテキストエディタやウェブページだけに限った話ではありません。例えば、様々な画像エディタで作業するイラストレーターは、すべてのファイルがデフォルトでプレビューで開かれることに気づいていました。以前はシステムが各ファイルにどの画像エディタを使用したかを記憶する作業を担っていましたが、Snow Leopardによる変更により、その作業は突如としてユーザーの責任となりました。

Magic Launchが提供するもの

Magic Launch は、ファイルを開くたびにコマンドをインターセプトし、作成したルールを適用する小さな環境設定パネル ユーティリティです。

ルールベースなので、非常に柔軟に運用できます。ルールを慎重に策定すれば、驚くほど多くの制御が可能になります。

例えば、特定のフォルダ内のすべてのHTMLファイルをテキストエディタで開くルールを作成できます。エディタが既に開いている場合にのみ開くように指定することもできます。そうでない場合はブラウザで開きます。

クリエイターコードの喪失は少数の人々に影響を与えただけであり、Magic Launchのようなユーティリティも、まさにその少数の人々にとってのみ有用なものとなるでしょう。13ドルでMagic Launchを使えるのであれば、そうした人々にとって非常に便利なツールとなるでしょう。

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