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アップルは木曜日、iTunesとApp Storeの創設に携わったエディ・キュー氏が、オンライン広告とiCloudへの取り組みを率いると発表した。インターネットソフトウェア&サービス担当シニアバイスプレジデントとして、キュー氏はスティーブ・ジョブズ氏の退任後、CEOに就任したティム・クック氏に直属する。
キュー氏の昇進は、モバイル広告担当副社長のアンディ・ミラー氏が8月に退任した際に空席となったポジションを埋めるものです。キュー氏は、iTunes Store、App Store、iBookstoreの統括に加え、「iAdとAppleの革新的なiCloudサービス」の責任者に就任すると、同氏の最新の経歴書に記載されています。
カリフォルニア州クパチーノに本社を置くApple社で22年間勤務してきたキュー氏は、同社における自身の役割が、舞台裏の幹部からAppleの顔へと拡大していく様を目の当たりにしてきました。今年初め、キュー氏はニューズ・コーポレーションのルパート・マードック氏がiPad専用ニュースメディア「The Daily」を立ち上げた際に、Apple社を代表して出席しました。また、ニューヨーク市でのライセンス交渉にも参加し、AppleのiCloudサービスにおける音楽配信サービスのライセンス契約について、レコード会社の承認を獲得しました。