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写真:Apple
かなり信じられない話がある。アップルのタッチスクリーンガラスサプライヤーであるレンズテクノロジーのCEOが、同社の製品に対する需要により株価が1日で10パーセント上昇したことを受けて、中国で最も裕福な女性に選ばれたのだ。
しかし、驚くべきは、アップルのサプライヤーが71億ドルもの資産を築くのに十分な資金を稼いだことだけでなく、44歳の周群飛氏がそこに至るまでの道のりだ。2004年にガラス製造事業に幹部として参入する前、群飛氏はテクノロジー製造の中心地である深圳にある別のガラスメーカーの工場ラインで働いていた。
工場の少女から6万人の従業員を抱える雇用主になることは、決して普通ではなく例外かもしれないが、それでも、適切なレベルの粘り強さがあれば何が達成できるかを示す例である。
Lensの昨年の売上高は8.6%増の23億ドルに達した。同社はAppleに加え、サムスンなどのテクノロジー企業にも部品を供給している。香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストによると、同社のディスプレイは世界のスマートフォンの20%以上に搭載されているという。
レンズは今年初めに株式市場に上場した。IPO前、周氏と夫は同社の株式99.1%を保有していたが、その後その割合は「わずか」88%にまで縮小した。
出典:フォーブス