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写真:Laika Notebooks/Unsplash
iOS 13.4では、初めてiCloudフォルダを他の人と共有できるようになりました。iCloudではこれまでも単一のファイルを共有することは可能でしたが、今後はフォルダを共有できるようになり、共有する全員がそこにファイルをドロップできるようになります。Dropboxがずっと前から行ってきたのと同じです。
火曜日にiOS 13.4とmacOS Catalina 10.15.4で導入されたこの新機能により、ついにDropboxを捨ててiCloudに完全移行できるようになります。早速、その仕組みを見てみましょう。
iCloud共有フォルダ
iCloudフォルダの共有は簡単です。iOSでは、他の共有と同じように、フォルダを長押しして共有ボタンをタップするだけです。そして、リストから「人を追加」を選択します。画面は以下のようになります。

写真:Cult of Mac
それをタップすると、次の画面が表示されます。

写真:Cult of Mac
ここでリンクを他の人と共有します。メール、iMessageなど、お好きな方法で共有できます。iMessageを使用する場合、受信者のメッセージスレッドにフォルダの素敵なアイコンが表示されます。共有フォルダに参加するには、iOSまたはMacのバージョンに応じて、アイコンをタップまたはクリックするだけです。

写真:Cult of Mac
MacからiCloud Driveフォルダを共有する
Macでこれを行う手順はFinderで行います。共有したいiCloudフォルダをクリックし、「共有」ボタンをクリックします。(Finderウィンドウのツールバーにあるボタンを使用するか、ファイルを右クリックしてコンテキストメニューから「共有」を選択します。)

写真:Cult of Mac
次に、iOS と同様に、リンクの共有方法を選択します。
古いMac向けの回避策
興味深いヒントの一つは、これらの共有フォルダにアクセスするためにmacOS Catalinaを実行する必要がないということです。設定するだけで済みます。例えば、macOS High Sierraしか動作しない古いMacと、iOS 13.4が動作する新しいiPhone 11を持っているとします。iPhoneで共有フォルダを作成すると、Macでは通常のiCloudフォルダとして表示されます。通常通り、アイテムの追加や削除が可能です。iCloud.comのウェブサイトを使ってフォルダを共有することもできるので、iPhoneがなくても共有できるかもしれません。
これは非常に優れた回避策です。
DropboxはiCloud共有に比べて、依然としていくつかの利点があります。例えば、Time Machineのようにファイルの変更履歴を保存できます。しかし、よりシンプルなニーズを持つ人や、MacでDropboxアプリが動作するのが気に入らない人にとっては、iCloud Driveがついにその代わりとなるでしょう。