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写真:Apple
スーパーマリオランはApp Storeに登場してから数ヶ月間、iOSで最も人気のゲームでした。モバイル版のダウンロード数は2億回を超えていますが、任天堂によると、同タイトルはまだ「許容できる利益水準」に達していないとのことです。
これは任天堂のモバイルゲームのファンにとっては悪いニュースだ。
「スーパーマリオラン」は任天堂初のモバイルゲームではありませんでしたが、これまでのところ、同社にとって最も期待されていたゲームでした。わずか4日間で4000万ダウンロードを超え、わずか24時間で400万ドルの収益を上げました。
現時点でゲームがどれだけの収益を上げているかは不明ですが、任天堂は「まだ十分ではない」と述べています。直近の決算報告では、 「スーパーマリオラン」は2億ダウンロードを達成したにもかかわらず、「まだ許容できる利益水準に達していない」と明らかにしました。
マリオの顔はシリーズファンを魅了するのに十分でしたが、ゲームの価格設定は明らかに一部の人にとっては難点でした。ダウンロード自体は無料ですが、ゲーム全体をアンロックするには9.99ドルを支払う必要があります。
任天堂はファイアーエムブレム ヒーローズに満足している
任天堂は『ファイアーエムブレム ヒーローズ』で異なるアプローチを採用しました 。より一般的な基本プレイ無料システムを採用し、ゲームの大部分を無料で楽しめますが、有利に進めたいプレイヤーのためにマイクロトランザクションも用意されています。
その結果、 『ファイアーエムブレム ヒーローズ』は利益面で大きな成功を収めました。
「本作では、お客様の声に耳を傾け、継続的にアップデートを行ってきました」と同社は説明している。「その結果、利益目標を含む事業目標の達成に向けて順調に進んでいます。」
同社は、来月 iOS 向けにリリース予定の「あつまれ どうぶつの森 ポケットキャンプ」でも同様の収益化システムを採用する可能性がある 。
スイッチの売上は驚異的
任天堂にとって幸いなことに、同社はもはやモバイルゲームにそれほど依存していません。Switchは発売以来大成功を収めており、発売1年でWii Uの総売上を上回る勢いを見せています。
これは一部の任天堂ファンにとっては朗報だが、モバイルでプレイすることを好む人にとっては悪いニュースかもしれない。同社の主力事業である家庭用ゲーム機とゲーム事業が成功すればするほど、収益を上げるためにモバイルタイトルを開発する必要性が減るだろう。