
iPadのキーボードはBluetoothで動作しなければいけないなんて誰が言ったのでしょう?MacAllyは違います。iKey30は、ケーブル端に30ピンのドックコネクタを備えた、昔ながらのUSBキーボードで、驚くほど多くの特殊ファンクションキーを備えています。
iKey30はフルサイズのキーボードで、きちんとした矢印キーと上部にファンクションキーの列が配置されています。実際、凹型のベベルエッジキーキャップや、カーソルキーの下部にある謎めいた白いプラスチックの長方形など、昔のiBookの白いキーボードによく似ています。iPad用の折りたたみ式スタンドが付属しており、横置きと縦置きの両方で保持できます。縦置きの場合は、ケーブルを差し込んだままにできる十分なスペースがあります。
最近はiPadでかなり文章を書いているので、Zagg/LogitechのキーボードケースとApple純正のBluetoothアルミニウムキーボードを交互に使っています。Appleのキーボードの方がタイピングはしやすいのですが、Logitechのような便利なホームキー、画面ロックキー、検索キーがありません。Logitechは不思議なことに、カット/コピー/ペースト専用のキーがあるのですが、明るさ調整ボタンがありません。
iKey30も同じ機能を備えていますが、特殊キーの多さが明るさ調整機能のなさを一層奇妙に感じさせます。€、£、¥(ただし$はなし)、元に戻す、やり直し、キーボード言語の変更キーに加え、.comなどのドメインサフィックス用の特殊キーまであります。1990年代の、Webブラウザを起動するキーしかなかったあのひどいPCキーボードを彷彿とさせます。
さらに悪いことに、これらのキーのほとんどにはすでによく知られたショートカットがあります。iPadで使うために有線キーボードを購入する人が、CMD-Z、CMD-C、CMD-Vのショートカットを知らないとは考えにくいです。
それでも、有線キーボードが欲しくて、追加のキーも必要なら、MacAllyはまさにうってつけです。価格も50ドルとお手頃です。ただし、カメラ接続キットを使えばBluetoothキーボードも使えるので、ご注意ください。また、有線接続を選ぶ場合でも、iPadを使用中に充電することはできません。
[ダン・フレイクス経由]