- ニュース

写真:Taeyeon Kim
ARヘッドセットが仮想の操作を現実世界に投影できれば、操作は驚くほど簡単になるでしょう。Appleは、カメラを使って指の動きを正確に追跡する新しい手法を開発し、ARのスイッチやボタンを操作できるようにしました。
ウェアラブルカメラはあなたの手の動きを詳細に追跡します
Appleは本日、「深度ベースのタッチ検出」に関する特許を取得しました。この特許は、「深度マップを用いて物体と表面を識別し、分類器を用いて物体が表面に触れたかどうかを判定する」手法を説明しています。Appleが提案したこの技術は、ユーザーの手から表面までの距離を追跡するため、革新的でした。以前のバージョンでは、手とカメラの距離を追跡して深度マップを作成していました。
Appleの技術によって可能になったのは、ARグラスを使って設定画面をテーブルなどの表面に仮想的に投影することです。ユーザーは指でスイッチを切り替えたり、スライダーを動かしたりできるようになります。フルキーボードも理論的には可能です。
そしてもちろん、ユーザーの手や指がどこにあるかを正確に知ることで、AR グラスによって作成された仮想オブジェクトとのやり取りが容易になります。
Apple、ARヘッドセットの開発に全力で取り組んでいる
公式発表はないものの、AppleがARヘッドセットを開発しているという証拠は豊富にあります。最近では、iOS 13に埋め込まれたコードが、この種のデバイスの存在を直接示唆しています。
未確認の報道では詳細が明らかになり、購入希望者は数年待たなければならない可能性が示唆されています。最近のリーク情報によると、Appleは2022年に初のARヘッドセットを発売し、その後2023年にはARグラスなどの小型デバイスを発売する予定です。