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金曜日の報道によると、Appleの中国における長年のパートナー企業がiPad 3Gを発売する可能性があるという。Appleは2010年12月下旬、「モデルA1337」とのみ記載されたデバイスで政府認証を取得していた。両社はこの報道についてコメントを拒否したが、このニュースはiPadを指している可能性がある。
「仕様はタブレット端末と一致しており、携帯電話ネットワークを使用するAppleの唯一の他の端末であるiPhoneの既存の商用バージョンはすべてすでに中国で販売されているためだ」とウォール・ストリート・ジャーナルは報じている。
9月、Appleは中国でWi-Fi搭載iPadの販売を開始し、Apple直営店や正規販売店には長蛇の列ができた。同月末までにAppleは中国で12万5000台のiPadを販売したと報じられている。あるアナリストは、中国には80万台のiPadが存在すると推定しており、その大半はグレーマーケットで購入されたものだ。
「中国市場でタブレットの需要が高まっていることを考えると、アップルが参入するには良いタイミングだ」とIIMEDIAのCEO、チャン・イー氏はWSJに語った。
中国移動(チャイナ・モバイル)の傘下である世界第2位の携帯電話事業者である中国聯通(チャイナ・ユニコム)は、この報道についてコメントを拒否したものの、3G iPadの販売に関心を示している。カリフォルニア州クパティーノに本社を置くアップルの広報担当者は、同社がWi-Fi + 3G iPadを中国で販売する計画があると述べたものの、販売開始時期については明らかにしなかった。
3G iPadはおそらくさらなるテストと認証取得が必要となるため、Apple社が同デバイスの中国での販売開始を発表する実際の日付は不明であると関係者が同紙に語った。
[ウォール・ストリート・ジャーナル]