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数年にわたる約束と、1年以上にわたるバグだらけで不十分な Android ビルドの後、Adobe はついに Apple が最初から正しかったことを認める準備が整いました。Adobe はついに Flash が携帯電話やタブレットにまったく適していないことを認め、開発を完全に停止します。
まあ、実際はそこまで単純ではありません。AdobeはAndroid向けモバイルFlashの最新バージョンとRIMのPlaybookに対してバグ修正とセキュリティアップデートを提供し続けますが、それ以外はライセンシー各自の責任となります。
Adobe は開発者向けの声明で次のように書いています。
モバイルデバイスにおけるFlashの今後の取り組みは、Flash開発者がAdobe AIRを使用してネイティブアプリを主要なアプリストア向けにパッケージ化できるようにすることに重点を置きます。モバイルデバイス向けFlash Playerを新しいブラウザ、OSバージョン、またはデバイス構成に適合させることはもうありません。一部のソースコードライセンシーは、独自の実装の開発とリリースを継続することを選択する可能性があります。現在のAndroidおよびPlayBook構成については、重要なバグ修正とセキュリティアップデートの提供を継続します。
よかった。Androidスマートフォンやタブレットのメーカーは、自社製品がFlashを実行できることを大きなセールスポイントとして誇らしげに宣伝していたものの、消費者はせいぜい気にしていなかったか、最悪の場合、Flashがデバイスのパフォーマンスやバッテリー寿命に及ぼす影響を公然と嫌悪していた。スティーブ・ジョブズの誤りを証明しようと何年も努力したにもかかわらず、Adobeはスマートフォンで問題なく動作するFlashのバージョンを未だに提供できていない。
言葉を濁さずに言おう。モバイルプラットフォーム向けFlashの廃止は、AdobeがFlashを今後数年かけて段階的に廃止していく行き詰まり製品だと認めたに等しい。前兆は明らかだ。Web全体がHTML5へと移行し、Adobeもその流れに乗ろうとしているのだ。
スティーブは正しかったようだ。またしても。