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写真: Apple
Appleは2017年のWWDCで、AirPlayのアップデートを活用したホームアプリのスピーカーサポートを発表しました。AirPlay 2の発表に際し、複数のスピーカーメーカーがこの新プロトコルへの対応を予定していることが強調されました。それから約1年後、iOS 11.4がついにリリースされ、アップデートされたワイヤレスオーディオプロトコルのサポートが実現しました。
iOS で利用可能になってから 4 か月が経った今日、スピーカー メーカーの Libratone が AirPlay 2 の約束を果たしました。
ZIPPとZIPP miniの発売以来、Libratoneは独自のマルチルームプロトコル「Soundspaces」を提供しています。これにより、ユーザーはLibratoneアプリ内でスピーカーをグループ化し、自宅内の複数のスピーカーにオーディオをストリーミングできるようになりました。最大の欠点は、他社製のスピーカーを混在させることができないことでした。つまり、ZIPPはHomePodやSonosのスピーカーと通信できず、これらのデバイスが孤立した状態になってしまうのです。
本日のファームウェアアップデートにより、ZIPPおよびZIPP miniスピーカーは、他のAirPlay 2対応デバイスと連携したマルチルームオーディオセットアップで正式に使用できるようになりました。これにより、HomePod、ZIPP、一部のSonosスピーカー、Apple TV、その他のAirPlay 2対応スピーカーを家中で連携させることができます。

写真:Libratone
対応するLibratoneスピーカー(ZIPP、ZIPP 2、ZIPP mini、ZIPP mini 2)をお持ちのユーザーは、本日よりLibratoneアプリからアップデートをインストールできます。AirPlay 2に対応していない旧型のLibratoneデバイスでも、Soundspaces機能は引き続きご利用いただけます。アップデートされたスピーカーは、ホームアプリに追加できるほか、Appleデバイスのオーディオ出力先として選択することもできます。