- ニュース

httpvh://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=tN6jFuuQFVY
指で枠を作って周りの世界を見渡すなんて、今どきちょっとダサいと思われるかもしれません。でも、実は風景を区切るのに意外と効果的なんです。特に鉛筆や絵の具を使うアーティストで、カメラを持っていない人にとっては効果的です。
でも、この2つを組み合わせたらどうなるでしょうか?日本の情報科学芸術大学院大学のオタクたちがまさにそれを実現しました。Ubi-Cameraは、指をファインダーとして使い、ズームも可能な小型デジカメです。
Ubi-Cameraを使うには、左手の人差し指を側面の穴に差し込みます。そして、構図を決めます。検出器が指と頭の距離を感知し、それに応じてズームレベルを調整します。指を穴から見える範囲と一致するようにズームインします。つまり、指を目に近づけると、より広角なショットを撮ることができます。
現在のプロトタイプは固定レンズを搭載し、接続されたPCのデジタルズームを使用していますが、ズームレンズを搭載した単体バージョンであれば、少なくとも技術的には十分に簡単になるはずです。距離を測定する技術自体が古く、コンパクトフィルムカメラは被写体との距離を赤外線で測定していました(そのため、窓越しに撮影しようとすると常に問題が発生していました)。
実のところ、これが実際に製品化されることはまずないでしょう。しかし、ギークプロジェクト(geekject)としては非常に素晴らしいものです。