父親が開発業者に警告「子供を騙して買わせるなよ」

父親が開発業者に警告「子供を騙して買わせるなよ」

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父親が開発業者に警告「子供を騙して買わせるなよ」
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ライアンが批判の対象に選んだアプリの一つが「トーキング・トム・キャット」

ユーザーエクスペリエンスの専門家である Rian van der Merwe 氏は昨日、Smashing Magazine に心からの批判を掲載し、子供向けの iPad アプリの開発者に対し、アプリの開発方法についてもう少し慎重に考えるよう懇願した。

彼のコメントのほとんどは UI とインターフェースの問題についてでしたが、最後のコメントは多くの親 (私も含めて) が賛同するであろう警告でした。それは、「子供たちを騙して追加コンテンツを購入させようとしないでください」というものでした。

ライアンは、開発者が留意すべき4つの重要なガイドラインを提案しました。インターフェースに関するガイドラインは、ライアンが説明すると当たり前のことのように思えますが、実際に小さな子供をアプリの前に座らせて、彼らが使っている様子を見なければ、理解できないかもしれません。

幼い子供とiPadの現実は、画面上のものに夢中になりすぎて、他のことにほとんど注意を払わないことです。画面下部のコントロールは、誤って触れてしまうことがよくあります。また、何が触れれば何かが起こり、何が触れてはいけないのかを子供に理解させるのは非常に困難です。ライアンはこう言います。「(インタラクティブな要素に)触れられることを示す特徴を与えましょう。」

しかし、私にとって最も魅力的だったのは、Rian の最後のヒントです。

もし私の子供を騙して物を買わせようとするなら、あなたは私にとって死んだも同然です。

これは私も支持できる意見です。うちの息子はもう9歳で、iOSの仕組みにもかなり精通していて、アプリ内課金が何なのかも知っています。そういうポップアップが表示されたら、「キャンセル」をクリックするか、私に聞いてみればいいと分かっています。しかし、ライアンの記事は低年齢の子供たちに向けたもので、彼らにはApp Storeの仕組みを理解しているとは到底思えません。その年齢層向けのアプリに「購入!」リンクを隠して中身を膨らませるのは、子供にとってはがっかりするだけ、親にとってはイライラするだけです。

子供向けアプリにアプリ内購入機能があっても構いませんが、コンテンツとは別にしましょう。「保護者向け」などのボタンのあるメインメニューを用意し、そこにショッピング機能を配置しましょう。