アップル、オーストラリア裁判所に証言「アプリは我々が発明した」

アップル、オーストラリア裁判所に証言「アプリは我々が発明した」

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アップル、オーストラリア裁判所に証言「アプリは我々が発明した」
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Appleは「アプリ」を発明したのでしょうか?

言葉の造語、あるいはソフトウェアというアイデアの考案に関して言えば、もちろん彼らはそうしなかったというのが明白な答えです。

しかし、App Store で販売されるアプリケーションの種類に最もよく見られる Apple のアプリに対するアプローチは、一般的なユーザーがアプリという言葉を聞いて思い浮かべるものを永久に変えてしまったのだろうか?

これはまさに、現在オーストラリア連邦裁判所で行われている商標登録官に対する訴訟で Apple が主張していることである。

Appleは今年3月、「App Store」という商標が当初承認された後に無効とされたことを受け、登録機関を提訴しました。その後、Appleは商標審査官による控訴とオーストラリア商標庁による控訴の2件で敗訴しています。

Apple社の弁護士は、2008年にApple社が「App Store」の商標登録を申請する前から「アプリ」という用語は存在していたものの、iPhoneの発売を通じてApple社自身がその言葉の定義を変えたと主張している。

「その構成要素の一つである『アプリ』が独立した単語として、申請の提出時点では移行期にあったという事実」とアップルの顧問弁護士ロン・ウェッブ氏は述べた。

彼はさらに、「アプリ」という言葉には数多くの「比喩的な用法」があるものの、そのどれもが、現在ユーザーがこの言葉を考えるときに思い浮かべる実際的な意味と同じではないと主張した。

「これは2008年の出願日まで遡って反映されているはずだと我々は言っていますが、当時は、純粋にアプリケーションソフトウェアだけではない何らかの意味合いを持っていたことがわかります」とウェッブ氏は続けた。

「[キラーアプリ]内での使用は、マーケティング目的で現実世界で展開されるマーケティング戦略を明確に意味しています。」

Google トレンドの証拠は、App Store が 2008 年 6 月以降に注目を集め始めたことを示している、と彼は述べた。

「これは、人々がAppleのマーケティングを見て、Appleの素晴らしい新サービスを探していることを示しています。」

事件は継続中。

出典: ZDNet