アラムコ石油大手、アップルを追い抜いて世界一の価値を持つ上場企業に

アラムコ石油大手、アップルを追い抜いて世界一の価値を持つ上場企業に

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アラムコ石油大手、アップルを追い抜いて世界一の価値を持つ上場企業に
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各国政府は「デジタル時代」に向けた税制の見直しを計画している
Appleの価値は最近数千億ドル下落した。
写真:Pixabay/Pexels CC

サウジアラビアの石油会社アラムコに追い抜かれたことで、アップルはもはや世界で最も時価総額の高い上場企業の座を失ってしまった。アップルの株価は9月初旬の高値から17%下落している。

先月時価総額2兆ドルの大台を突破したAppleは、現在1兆9,150億ドルにまで下落しています。世界で時価総額2兆ドルを達成したのは、Appleとアラムコの2社だけです。

ブルームバーグは次のように指摘している。

「アラムコの株価が底堅く推移しているのは、今年750億ドルの配当を支払うという同社の約束が一因です。これは、アップルが過去4四半期に株主に支払った金額の5倍以上に相当します。」

アラムコが時価総額でアップルを追い抜いたのは今回が初めてではない。同社は2019年12月に上場し、たちまち時価総額でアップルを追い抜いた。アラムコはサウジアラビア唯一の石油会社であり、以前は政府と王族が全額所有していた。

当時、Appleが世界初の2兆ドル企業であると示唆する見出しもあったが、実際にその記録を保持しているのはアラムコであり、取引開始からわずか2日目でその記録を達成した。

Appleはいつ時価総額2兆ドルに戻るのでしょうか?それはまだ分かりません。しかし、歴史が証明しているように、Appleを軽視するのは愚かなことです。Appleは過去数年間だけでも時価総額を1兆ドル増加させています。先月、Appleの株式は4対1の分割を実施しました。過去2回の株式分割を踏まえると、Appleの株価は来年急騰する可能性があります。iPhone 12をはじめ、多くの大型製品が間もなく登場する中、期待が高まる理由は十分にあります。