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写真:ウィル・ヘインズ
iOS 11.0には10回のベータ版がリリースされています。これは、それ以前のiOSバージョンの中で最も多くのベータ版がリリースされたことを意味します。これに匹敵するのは、iPhone OS 2.0とiOS 10.0で、それぞれ8回ずつリリースされています。iOS 11のゴールドマスターがリークされた今、AppleがiOS 11.0.1のテストを開始するまで、iOS 11のベータ版はリリースされないと推測できます。
これまで以上に多くのベータ版
iOSベータ版の歴史に興味があるなら、まずはウィル・ヘインズ氏による素晴らしいiOSベータ版日数チャート(上の写真)をご覧ください。東京を拠点とするオーストラリア人プログラマー、ヘインズ氏は、新しいベータ版が出るたびにこの素晴らしいリソースを更新しています。iOS 11はアップデートがあまりにも多かったため、チャートのデザインをリニューアルする必要がありました。
iOS 11.0 ベータ10がリリースされました!
10です!
今回は本当にチャートが崩れてしまいました。(修正済みです。お待ちいただきありがとうございます。)https://t.co/edXdfjIXCH— ウィル・ヘインズ(@willhains)2017年9月6日
iOS 11.0はアップデート数こそ最も多いものの、開発期間(少なくとも今のところ)はそれほど長くありません。最も長い開発期間を誇るのはiOS 5.0で、ベータ版の期間が120日以上でした。一方、iOS 11は今のところ100日にも満たない状態です。リリース前のベータ版数(ドットゼロバージョンのみ)が最も少なかったのはiOS 4.0で、わずか4回でした。
iOS 11ベータシリーズには、もう一つ注目すべき珍しい点があります。それは、リリース後半に向けてリリースが加速したことです。例えば、開発者向けベータ8はベータ9がリリースされるまでわずか3日間しか持たず、ベータ9でさえ6日間しか持たなかったのです。テスト期間中ずっとベータ版を使っていた方なら、最終バージョンでかなり機能が強化されたことにお気づきでしょう。
ぜひ Hains のチャートをブックマークしてください。これは iOS ベータ版情報の最高のリソースの 1 つです。