
さて、Finder、iWork、Safari、メニューバーで OS X の Option キーを使いこなすためのヒントを紹介しました。
以下に、特に順序はありませんが、気に入っていただけると思われるものをいくつかご紹介します。
シンプルな「名前を付けて保存」の修正

ご自宅でご存知ない方のためにご説明しますと、AppleはOS X Lionで「名前を付けて保存…」メニュー機能を削除しましたが、Mountain Lionでひっそりと復活させました。この機能を恒久的に復活させる方法はいくつかありますが、ターミナルや設定ファイルをいじらずに手軽に復元したい場合は、Optionキーを押しながらファイルメニューをクリックするか、Shift+Cmd+SではなくShift+Option+Cmd+Sを押して複製してください。
その他のファイル形式を取得する

「名前を付けて保存…」画面で、通常は保存ダイアログボックスの下部にある「フォーマット」ドロップダウンメニューをクリックすると、PDF、JPGなど、ファイルを保存する際の上位6つ程度のフォーマットが表示されます。さらにフォーマットを指定したい場合は、Optionキーを押しながら「フォーマット」ドロップダウンをクリックすると、Microsoft BMP、OpenEXR、Photoshopなど、より広範なファイルフォーマットのリストが表示されます。
コピーと置換のオプション

同じ名前のファイルを新しい場所にコピーしようとすると、基本的に中止するか、置き換えるか、両方のファイルを保持するかを選択するダイアログボックスが表示されます。名前をコピーしようとしても同じダイアログボックスが表示されますが、ここにはちょっとしたコツがあります。「置き換えますか?」というダイアログが表示されたときにOptionキーを押すと、「両方保持」ボタンが「スキップ」ボタンに変わり、複数のファイルのうち最初のファイルをスキップして次のファイルを処理できるようになります。
画像: Dave Bullock