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従来のカメラが物理的なボタンを廃止しながらもタッチスクリーンやアプリ、ピンチズーム機能の追加に注力している一方で、Snapgripp は iPhone に対してまさにその逆のことを行っています。
この小さなケースとハンドルの組み合わせは、iPhone 4/Sに指で握れるグリップを追加し、付属アプリと組み合わせることで、まるでiPhoneが本物のカメラのように見えるようになります。ただし、小さなセンサーは別です。
Snapgrippは、対応するシェルケースにスナップして装着するグリップで、iPhoneとBluetoothで通信します。上部にはシャッターボタン(半押しでプリフォーカス)、ズームジョグダイヤル、そしてモードセレクター(動画、LEDランプ点灯、ポートレート/ランドスケープ)があります。下部には三脚マウント、充電用USBポート、そして電源スイッチがあります。
製品が Kickstarter の目標を達成した場合、小売価格は 70 ドルになります。
こういうことには複雑な思いがあります。カメラの手動操作は大好きなのですが、iPhoneでそこまで手間をかける価値があるのか、正直疑問です。標準のカメラアプリは音量ボタンのどちらでも起動できますし、カメラアプリを開いた時にiPhoneを反時計回りではなく時計回りに回すように訓練すれば、ボタンはまさに思い通りの位置にあります。
先週パリに5日間滞在したのですが、カメラはiPhone 5だけしか持っていきませんでした。パナソニックのGF1なら、特に暗い場所ではもっと鮮明で、ディテールも豊かで、ノイズも少ない写真が撮れただろうとすぐに気づきました。でもiPhoneのおかげで、大きなカメラではできなかった、あるいはやりたくなかったことが実現できました。例えば、スター・ウォーズのおもちゃの博物館展示で禁断の写真を撮ること(聞こえは最高ですが)、夜のエッフェル塔のパノラマ写真を素早く撮ることなどです。
Snapgripp は、そのすっきりしたデザインにもかかわらず、iPhone の使い勝手を良くするものではなく、カメラの欠点を補うこともありません。
もし iPhone カメラアクセサリに 70 ドル使えるなら、Olloclip を選びます。Olloclip は本当に違いを生みます。
出典: snapgripp
出典: Petapixel