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PhilipsのHue電球はこれまでもなかなか面白い機能を搭載していましたが、これからはさらにすごいことになりそうです。Philipsは、Hueコネクテッド照明システム用のオープンAPIとiOS SDKを公開しました。
Hue の公式 SDK は、サードパーティのアプリやハードウェアが Hue の機能を引き継いで、Philips だけでは実現できない新しい機能を Hue システムに追加できることを意味します。
Philips は Hue API を利用して、ハードウェア企業が自社の ZigBee 標準に接続できるようにし、モーション検出器、サーモスタット、接続された家電製品などが Hue ブリッジと通信して特定のプログラムや機能を開始できるようにします。
TechCrunch の報道によると、Hue のシステム アーキテクト George Yianni 氏は、Hue がプラットフォームになることについて次のように述べています。
「現在、Hue関連の新しいアプリケーションとして、非公式開発者コミュニティから共有・構築されたアプリケーションがすでに10件ほどあります。Philipsとして今、私たちが目指しているのは、このコミュニティを支援し、成長させ、奨励し、ツールと適切なドキュメントを提供することです。また、これがAPIであり、私たちがサポートし、一夜にして変更されることはないという確約を彼らに示したいと考えています。」
大手メーカーがHueとの連携を開始することを期待しています。Nestは相性が良さそうですが、ビデオゲーム開発者もHueを活用して、ゲームの雰囲気に合わせて部屋の照明を変化させることで、より没入感のあるゲーム体験を実現できるでしょう。しかし何よりも期待しているのは、iPhoneがドアを開けるとHueのライトが点灯するといったシンプルな機能を開発してくれる開発者の存在です。
出典:フィリップス
出典: TechCrunch