- ニュース

ある報道によると、ビデオチャット機能を搭載した第2世代iPadは2011年初頭に登場する可能性がある。サプライヤー各社は、今年の第1四半期初めにAppleに「超薄型ガラスタッチパネル」を出荷する準備を進めている。
台湾の業界紙DigiTimesによると、新型iPadは9.7インチ画面を維持しつつ、Wi-Fi接続を利用したAppleのFaceTimeビデオチャット機能を搭載するとのこと。さらに、 AppleInsiderが匿名の情報筋から得た情報によると、AppleはFaceTimeで利用できる前面カメラを搭載したiPadの「高度なテスト段階」にあるという。FaceTimeは既にiPhone 4と最新のiPod touchで利用可能となっている。
このニュースは、Appleが中国で第1世代iPadの販売を開始するタイミングで発表された。ウォール・ストリート・ジャーナル によると、北京での公式発表は午前8時に開始されるが、その数時間前から既に列ができていたという。同紙は、あるiPad購入者が「iPadの品質が保証できない」ため、活気のあるグレーマーケットではなくApple Storeで購入したと伝えている。
アップルが中国で販売を開始したiPadはWi-Fiに限定されているが、あるグレーマーケターは1日に10台のiPadを販売しているが、顧客には3Gバージョンの方が人気があると語った。
今週初めにお伝えしたように、政府の承認を得た後すぐにiPadを発売するというAppleの決定は、グレーマーケットの模倣品の蔓延を食い止める手段だと考える人もいる。
[AppleInsider、ウォールストリートジャーナル]