
OS X Mountain Lionに付属するウェブブラウザ、Safari 6は、少し前にリリースされた際に数多くの新機能が追加されましたが、中でもリーディングリストは特に優れた機能の一つです。リーディングリストを使えば、ブックマークを登録しなくても記事を保存できるので、ブックマークの整理や同期の手間が省けます。InstapaperやPocket(旧称:Read It Later)のような機能に似ていますが、Safariブラウザに組み込まれています。
まず、Safariを起動し、後で読むために保存したい記事を見つけます。Safariでそのウェブページまたは記事が完全に読み込まれたら、キーボードのShiftキーとCommandキーを押しながらDキーを押します。小さな眼鏡アイコンをクリックして、リーディングリストのサイドパネルを表示することもできます。次に、列の上部にある「ページを追加」ボタンをクリックします。保存中のウェブページが左上隅までアニメーション表示され、眼鏡アイコンの後ろに小さなプログレスバーが表示され、保存の進行状況が表示されます。
後日Safariでリーディングリストを表示するには、キーボードでShift+Command+Lキーを押すか、「表示」メニューをクリックして「リーディングリストを表示」を選択します。または、上記のように眼鏡アイコンをクリックすることもできます。この列の上部にある「未読」ボタンをクリックすると、まだ読んでいない保存済み記事のみが表示され、「すべて」ボタンをクリックすると、リーディングリストのすべてのコンテンツが表示されます。
リーディングリスト列のアイテムを削除するには、各アイテムにマウスカーソルを合わせて表示される灰色のXをクリックするか、アイテムを右クリックして「アイテムを削除」を選択します。また、上部の「すべてクリア」ボタンをクリックすると、すべてのアイテムを削除できます。
リーディングリストの同期を有効にするには、iCloud環境設定パネルを開きます。システム環境設定を開き、iCloudアイコンをクリックして設定パネルにアクセスします。iCloudの認証情報をまだ入力していない場合は、ここで入力してください。次に、Safariアイコンの横にあるチェックボックスをクリックして、リーディングリストのiCloud同期をオンにします。これにより、iPadやiPhoneなど、iCloud対応デバイスで保存したWebページを読むことができるようになります。
出典: Mac Life